道路や隣地との境界を区切る大切な役割を持つ生垣ですが、

他にも、生垣をつくるメリットはたくさんあります。

今回は、生垣の役割と種類、お手入れ方法についてです。

 

 

生垣の役割

暮らしや街並みに安らぎを与えてくれる生垣ですが、その他の役割として

 

◇生活空間のプライバシーを守る目隠し効果。

◇敷地への侵入を防ぐ防犯

◇防風・防音・防火効果

◇樹木の光合成により、二酸化炭素を吸って酸素を作る浄化作用

 

などがあります。

 

剪定を工夫して樹木の高さを変えたり、四季折々の美観が楽しめるのも

生垣ならではのメリットですね。

最近の住宅地では、街並みの景観に統一感を持たせる意味合いで

樹木が指定されている地域もあります。

地域によっては、生垣を作る為の工事費を市や町が一部を負担する助成金制度がある場合も。
例えば仙台市では、最大15万円の補助が受けられます。

補助を受ける為の条件や、事前の申請が必要ですので、詳しい事はお問い合わせください。

生垣に適した樹木

生垣には、1年を通して葉が落ちない常緑性の樹木が一般的です。

そして、刈込に強く丈夫なもの、虫のつきやすさ等も選ぶ際のポイントとなります。

【葉を楽しむ生垣】

レッドロビン
イヌツゲ
マサキ
キンメツゲ
サカキ
ボックスウッド(西洋ツゲ)

 

【花を楽しむ生垣】

トキワマンサク
金木犀
サザンカドウダンツツジ(落葉広葉樹)

 

街中でもよく見かける樹木ばかりです。

高さを揃えた1種類の木で生垣を作る場合もありますが、

樹木の種類や高さを変えて、生垣を2段にしているケースも多いので道路からの

美観も考慮して選びましょう。

 

生垣のお手入れ

 

生垣も他の樹木と同様に、追肥や病害虫の駆除、

夏場の水やりなどのお手入れをすると、生き生きとして生垣を維持できます。

生垣の形を作る大切なお手入れに剪定作業がありますが、

常緑樹の場合には4月~5月頃に1回目の剪定をして下さい。

その後、枝が伸びて、生垣の形が崩れるようでしたら7月~8月頃に2回目の剪定を行います。

(花が咲く樹木の場合には、開花期を避けて剪定して下さい。)

冬に葉が落ちる落葉樹の剪定は、冬場の2月~3月頃に行います。

そして、花つきを良くしたい場合や、下草が上がるのを防ぐには

冬場に「根きり」を行います。
※根切りとは、樹木の株の周りにスコップを差し込み根を切る事。

美しい生垣を維持するには、肥料や、病気・害虫への対処等、日常のお手入れが必要ですが

手をかけて育てた生垣には愛着がわいてくるもの。

年月を重ね家族と一緒に成長していく生垣は、家族の想い出そのものです。

新しい暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。